│ 強度埋没陰茎の治療 │ 強度埋没陰茎 術前術後症例 │ 強度埋没陰茎 Q&A │
陰茎が体の中に埋まってしまう状態を、埋没陰茎と言います。埋没の程度が強く、陰茎が消失しているような状況を強度埋没陰茎と言います。陰茎が消失するような強度埋没陰茎は、美容的な面で劣るだけでなく、日常生活に支障をきたしたり、衛生管理が困難になったりするために、多くの場合で、包茎手術が必要になります。
強度埋没陰茎では、包皮の切除だけでは、亀頭が露出しないことが多く、埋没している状況を改善させる必要があります。腹圧により陰茎が下腹部に引き込まれている場合には、陰茎が引き込まれないように靭帯固定を行う必要があります。また下腹部から恥骨部にかけて皮下脂肪が多い場合には、貯留した皮下脂肪を除去が効果的です。
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39歳、未婚。埋没陰茎、糖尿病、包茎手術
糖尿病を発症し、肥満してきたために陰茎が下腹部に入ってしまい、完全に埋没し排尿も困難になったという症例です。いろいろなクリニックを受診したものの、「うちではやっていません。」「治療できません。」と言われ、手術を引き受けてもらえなかったようです。陰茎が腹部に引き込まれて、埋没した状態であり、陰茎は全く隠れて無くなっている状態でした。陰茎を下腹部から引き出して、陰茎を形成したうえで亀頭を露出する手術を行いました。陰茎と亀頭が見えるようになり、亀頭が露出されました。
埋没陰茎には生まれた時から陰茎が腹部に埋もれている場合と、年齢と共に埋もれていく場合があります。年齢と共に進行する場合では、急激な体重増加により、陰茎が埋もれていくケースが多いようです。太ったら陰茎が短くなったということで御相談いただいております。
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35歳、独身。埋没陰茎、包茎手術
不規則な生活と暴飲暴食のため、体重が20kg増加し、陰茎が下腹部に埋没するようになった症例です。包茎が気になってはいましたが、どうしてよいかわからず、暫くの間放置していたようです。排尿困難であること、包皮炎を繰り返すこと、性交渉ができないことなどの症状が進行してきたということで、包茎手術の御相談をいただきました。下腹部に陰茎が引き込まれて、陰茎のほとんどが埋没している状態でした。埋没陰茎の修正で陰茎を引き出して形成した上で、包皮の切除を行い、亀頭を露出しました。排尿困難症状と包皮炎が改善されて、生活が楽になりました。
強度埋没陰茎のため、日常生活も不自由だという方から、多数御相談いただきます。「もう少し早く、相談することが出来れば、違った人生を歩むことが出来たかもしれません。」と言われる方もいらっしゃいます。なかなか相談し難いとは思いますが、早めの決断をお勧めいたします。
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36歳、独身。強度埋没陰茎、長茎手術、包茎手術
陰茎のほとんどが体の中に埋まりこむタイプの強度埋没陰茎の症例です。美容的、衛生的に問題がありましたが、病院に行くのも面倒だったので放置していたようです。包皮に亀裂が入り、おしっこする時に痛くなったことがきっかけで、真剣に治療を考えるようになりました。今後の結婚も考慮に入れて、きちんと治療したいと望まれていらっしゃいました。何軒かクリニックを廻りましたが、「このタイプはうちではやっていない。」と断られたために、困惑されておられました。陰茎のほとんどが埋没している埋没陰茎の状態で、下腹部から陰茎を引き出して、余剰包皮を切除しました。いわゆる普通の状態になれて、日常生活が快適になりました。
体の中に陰茎が埋没するタイプは、手術を行っていない所もあり、断られるケースも多いようです。強度埋没陰茎に対応した治療を、適切に行えば、美容的にも衛生的にも改善しますので、経験豊富な医師に相談されることをお勧めいたします。
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59歳、既婚。強度埋没陰茎、包茎手術、長茎手術
元々全く剥けず、陰茎が体の中に入り込んでいたという症例です。不潔になりやすく、美容的にも問題があったのですが、生活に支障がなかったので放置していたようです。今回、巨大地震を経験し避難所生活で不自由な思いをしたので、思い切って手術を決断されました。しかし、いざ何軒かの病院を受診してみると、「重症なので、ウチではやっていません。」と断られ、一生このままで過ごすことも考えましたが、諦めきれないという思いから御相談いただきました。強度埋没陰茎の状態で、埋没症状が強く下腹部に陰茎のほとんどが埋まっていました。陰茎を引き出して余剰の包皮を切除しました。長年の思いがかなえられたと喜んでいただきました。
下腹部に陰茎が埋まり込んでしまうタイプは、まず陰茎引出し、陰茎の形成を行った後に、包茎手術をする必要があります。陰茎の埋没が強い場合は、美容的な問題と共に衛生管理が上手くいかなるために、手術を勧められるケースが多いのですが、難易度の高い治療になるために、治療を引き受けてくれる先生は少ないかもしれません。経験豊富な医師に相談することをお勧めいたします。
ペニスが下腹に埋まっています
千葉県我孫子市在住、30歳代、独身
ここ数年で体重が30キロ増えました。それに伴いペニスが下腹に埋まるようになり、現在ではペニスが消失したようになっています。包皮の痛みや痒みがあるため軟膏を塗っていますが一時改善してもまた再発しています。近くのクリニックに行ったら重症タイプということで治療できないと言われました。包茎手術を考えていますが、私のようなタイプは治療できるのでしょうか。
下腹にペニスがすっぽり埋没する強度埋没陰茎の状況なのだと思います。強度埋没陰茎は治療の難易度が高くなるために、治療を引き受けてくれるクリニックが限られますが、治療は可能です。ペニスを引き出した上で、下腹にペニスが再度埋没しないように、陰茎堤靭帯を補強固定し、包皮の切除を行います。下腹部や恥骨部に皮下脂肪が多量に貯留している場合、皮下脂肪の除去が必要なこともあります。強度埋没陰茎に対し治療経験が豊富な医師に、お願いするのが良いでしょう。
強度埋没陰茎は治療したほうが良いですか
埼玉県本庄市在住、30歳代、独身
下腹に陰茎が埋没した強度埋没陰茎の状態です。最近痛みや痒みが出てきて困っています。その他日常生活でのトラブルはありません。出来れば手術はしたくありません。でもやはり治療すべきでしょうか。このまま放置していた場合、どうなりますか。
強度埋没陰茎の状態でも放置している方は多数おられるようですので、絶対手術すべきであるということは、言えません。そのままトラブルもなく経過すればいいのですが、多くの場合、すこしずつ症状が強くなる傾向があります。本症例の場合も、痛みや痒みが出現してきており、今後症状が悪化する可能性が高いと思います。現時点で出来るだけ手術はしたくないということでならば、しばらく様子を見られて、痛みや痒みが悪化していくようであれば、手術を考えられるのが良いかもしれません。衛生管理を怠ると痛みや痒みは急に悪化しますので、清潔に気を付けていただくのが良いと思います。